こんばんは☆寒いですね!!
せっかく最低気温ー16℃の世界で寒さへの耐性ができたと思ったのに、少し意地を張れば半袖でも過ごせる母国(笑)に帰省しちゃったので内地はやっぱり寒いです。
年が明けて練習が始まっていますが、新チームへの指導方針を考えたり練習をしたりしている中で、とても嬉しいことに気づきました。
それは、「チームの共通理解が深まった」ということです。
(これから書くことは決して文句ではなく、そういう現状だったということです!!ご理解お願いしますm(._.)m)
去年は私も1年目、学生のみんなからしても指導者が変わって1年目ということで、チームとして様々な側面において新しいチャレンジをしなければなりませんでした。
とは言っても、私自身去年の段階でそれに気づき意識して指導できていたかというとそうではなく、ただひたすらに細かく、口酸っぱく、時には(いやほとんどは?嘘です。笑)叱りながら、技術面においても精神的な面においても、私が大切にしたいことを目の前その瞬間瞬間に伝えてきた、という方が近いと思います。
一度、クリーンの指導をしている時に、ずうーーーっと、何回も何回も一人ずつに教えていたら、突然私の中で何かがぷつっと切れてしまって、教えようとするんだけどなぜか笑いが止まらなくなって、「ほんとごめん!今日もうムリ!」ってなったことがありました(笑)
今思えば、あの時は指導でゾーンに入っていて、その糸が切れたのかも・・・
まあそんなことはさておき、例えばですが、今までは「膝が内側に入ってるよ」と注意したとしても、
それがどういう状態なのか、なぜそれが悪いのか、プレーにどう影響するのか、理想的な状態はなんなのか、どこをどう意識すれば良い状態に持っていけるのかを、全て教えなければならなかった。
一人に教えることでみんなに伝えていたし、みんなもひたむきに理解しようと取り組んでくれたのは大前提ですが、やっぱりそれでは不十分で、同じトレーニングでも一人一人に細かく指導しないと、初めてやったり言われたりすることだからわからなくて当然。
だけど今は、「膝!」とか「お尻!」「体幹!」だけでわかってくれる(;_;)
これはあくまで例であって、他にも実践的なことであったり、人として、国士舘ハンドボール部としてありたい姿などにおいての共通理解が、昨シーズンを通してだいぶ深まってきたんだな〜と気づきました。
もちろん今後も伝え続けていきますが、一言でわかってくれたり、私が言う前に選手同士で注意し合ったりできるようになりつつあることは、チームとしてとても大きな一歩だと言えるのではないかと思います。
昨年引退した4年生は全体的にとても真面目な学年で、これは私の1年目のときの最上級生が彼女たちだったからこそ築くことができたものだと思います。
ほんっっっとーーーうに細かい練習で、もちろん私は私の考えがあってそういう練習をしてきたのですが、本当に根気よく頑張ってチームを引っ張ってくれたなーと今とても感謝しています(^^;)
そういう4年生が築いてくれたものがあるおかげで、今年は今年のカラーを存分に出して次のステップに進めそうです(^^)
話は変わって、昨日から沖縄の友だちが二人泊まりに来てくれていました♪
高校時代一緒にハンドボールをしていた仲間です。
一人は、「ツッコミするど〜い」と言おうとしたのを、
「するどみツッコ〜い」と言っておきながら人に言われるまで気づかないほどの汚れのない友だちです。
そのフレーズがあまりにもナチュラルで、私は時々どっちが正しい日本語かわからなくなります。昨日その本人も、「ほんとはなんだっけ〜」と言っていました・・・。
そしてもう一人は、春の選抜大会で最優秀選手賞を獲っておきながら高校でハンドボールを引退し、自分が良い選手だったということに最近気づいた友だちです。
大会の宿舎で同じ部屋で、春高バレーを見るか(友だち)ポケモンを見るか(私)でテレビの取り合いをしたのが思い出です。
プレーが天才なのは知っていましたが、考え方もぶっ飛んでいました。
「ふゆーさー(面倒くさがり)だからさ〜、いかにして楽に勝てるか考えてた。だから相手のビデオ観て分析してたんだよ〜。楽さ、そしたら。」
・・・(・_・;)
久々に、目が点になりました。自分の中に無かった!!なるほど!!おもしろいー!!
かと思えば、シュートの引っ掛かり具合を思い通りにするために、人差し指の爪の端っこをヤスリで尖らせていたというプロ意識・・・。高校生でですよ!?
もちろん彼女の中ではそれも「楽するため」の手段であり、「プロ意識を意識して」なんてことはさらさら無かったわけです。
いや〜、楽しいだけじゃなくて、また自分の中の考え方が広がった2日間でした!!刺激をもらえました!!
今日もいいアウトプットができました(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪