こんにちは☆
東京は雪です!こんなに本格的に降るとは・・・「不要不急の外出は控えてください」ということなので言う通りにしようと思いますヽ(´o`;
ということで更新♪前回に引き続き、かな?今年に入って考えている、感じていることです(^^)
昨年たくさんの素晴らしい経験をさせて頂いた上で今年は大きく変えようと考えていることが2つあって、まず1つは
「ハンドボールを楽しむ」
と言うことです。
「なーんだ当たり前のことじゃないか〜」と思う方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、去年、私はそこに重きを置いていませんでした。
正確に言えば、「怖くて置けなかった」ところもあるんだと思います。
去年のやり方が間違っていたとは思わないし、その時その時自分が信じたやり方を選んできたと言えるし、去年があるから今年は今年のやり方ができるのはもちろんです。
とにかく去年はまず「守破離」の「守」の段階を徹底することが必要だった。
基礎体力、DEFの方向付け、足さばき、スペースへのはまり、2対2・・・など、基本的なことを理解して表現すること。
「これが大切なんだよ」とチームに浸透させること。
それを昨シーズン通してやってこれたおかげで、今年は「破」の段階に行きたいと思えるようになりました。私としても、チームとしても。
パス、フェイント、シュートなどにおいて、いろいろな発想を持ってプレーする。
ミスを恐れないでいろいろなことにチャレンジする。チャレンジしての失敗はいい!一番に戻って声出して守ってくれればいいよ( ・∇・)と。
そしてもう1つは、「自分たちでやる」ということ。
去年を通して人としてもハンドボールにおいても大切にしたいことは伝えてきて(もちろん継続して伝えます)、チームとしては共通理解できていると感じるので、
その上でやるかやらないかは今年からは個人の責任。全力でやろうが、手を抜こうが、結局自分に返ってくるから。人に流されない!
この2つを中心に新チームになって伝え続けて、まだ日数は少ないですが練習を重ねてきて、
先日初めての練習試合をさせて頂く機会がありました。
えーっと、立場わきまえないで言いますね、1人のハンドボールファンとして。
見ててめっちゃおもしろかった!!素直に!!
「もっと見たい!」と思った!!
課題はまだまだたくさんあります、もちろんです。
だけど、のびのびと楽しそうにプレーする姿に、心の中では拍手とガッツポーズ炸裂でした(笑)
「あー、これだよな。」と、どこか懐かしくも思いました。
私は小学校からハンドボールを続けてきて、ありがたいことにカテゴリーとしては2つの段階で日本一を経験してきました。
一つは高校時代。もう一つは実業団時代。
どちらも日本一ということに変わりはないのですが、私の中でまさに今日、このブログを書こうと考えているときに気づいたのが、
高校時代は「楽しさで獲った日本一」
実業団時代は「厳しさで獲った日本一」
と表現することができるのではないかなということです。
もちろんどちらが良い、悪いということではないし、
どちらも「楽しいだけ」、「厳しいだけ」ではありませんでした。
私自身の経験を話すと、ハンドボールの基礎や厳しさを1から学べたのは北國銀行に入ってからでした(笑)
フットワークの足さばきや向きから何から何まで、
はじめのうちは「こんなところまで!?」と思ったほど細かく、本当に基本を丁寧に大切にしたハンドボール。
そして「気配り・目配り・心配り」の徹底。それがプレーにも影響する、ということ。
あくまでも私個人の意見ですが、
うちなんちゅは、基本的にはゆるいです。それが良いところでもあり、悪いところでもある。
だから内地に出て、北國銀行に入って、いろいろな面で自分の甘さを痛感させられた。
今だからわかるけど、必要以上に自信を失くして、自分を見失ってた時期もありました。でもだからこそ、学んだことは計り知れないです。
そして真逆の高校時代(笑)真逆といっても、厳しいこと、辛いことももちろんありましたが、表すとすれば、うーん・・・
「セオリー理解する前にいきなり違う次元にいっちゃったよ!」という感じ(笑)
何を基礎とするか、その重要度、などはそれぞれあると思うのですが、一般的にハンドボールで基礎とされていることはやっていませんでした。
「同じことをしていては勝てない」が高校時代の恩師の教えでした。
頭の使い方や考え方がそもそも違うし、個人技と感覚でやっちゃう。DEFにおいては私はとりあえず気合いと気迫(笑)感性良い子が影からカットしてくれて、ありがと〜♪という感じでした。
「自分らしく」プレーができていて、自信に溢れていた。
そんな高校時代にできた夢が
「指導者として日本一になる」
ということでした。
「この人についていけば日本一になれる」と選手に思われる指導者になりたい。
その夢にチャレンジできる土俵に立たせて頂いています。
いろいろとお話ししましたが、正直言って、新しい取り組みをするのに不安がないわけではないです。
「楽しむ」、「自分たちでやる」、ということが甘さに繋がることだけは絶対にないようにしなければならないし、様々なリスクもあるだろうと考えています。
でもそれを恐れて変わらずにいたら良くても昨年以上の結果は出ないし、
こういう両極端なハンドボールで日本一になる経験ができた私だからこそ、どちらかだけではなく、どちらの良さも大切にしたスタイルを追求することができるんじゃないかなと思います。
そして私の持っているカテゴリーがちょうど高校生と社会人の間である大学だということにも、意味があるのではないかと思っています。
だから不安もあるけど、自信の方があります(^^)!
インカレ終わった後くらいに、ある方に「国士の男子ってめっちゃ楽しそうにハンドボールするよな〜」と言われたことがあって、
私は指導はしていないんですがすっごく嬉しくて、
その時に「嬉しいってことは私が見てる選手にもそう言ってもらえたら嬉しいってことか〜」となんとなーくですが気付かされて、
そしてノルウェーに行ってたくさん学んで、
沖縄に帰って久しぶりにお会いできた恩師と昔の話がたくさんできて、
沖縄から友だちが遊びにきてくれてまたいろんな話をして、
「今思えば」なんですけどインカレ終わったときからすでに始まって全部繋がってたのかな、ありがたいなって思います。
ほんと、出会う人々、交わす言葉、起きるタイミング、全てに新しいやり方を後押しされていると感じます(*^^*)
「やりたいことやるためにやるべきことをやる!」
今年の口ぐせになりそうです( ^∀^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆