筋膜リリースを通して最近感じたことを書きたいと思いま〜す^^
(何それ?という方はこちら☆)
これは私の経験からの推測なんですが、
競技アスリートって「何もしない」ことが苦手な方結構いるんじゃないかな〜と思います。
基本的にいつも頑張ってるから。動いてるから。何かに追われがち(な環境は良くないと個人的には思うんだけどそういう現状もある)だから。
寝る、とか、ゴロゴロしながらゲームする、とかじゃないです。
「何もしない」を、する。
この筋膜リリース(上記ブログ参照)をしようとする時でも、
つい動いちゃったり、ボールをコロコロしちゃったり。
(そういうやり方もあるのでそれが悪いって言ってるのではないです^^)
そうじゃなくて、
ただボールに体を預けて、深く呼吸をする。
そうすることで、人によっては抑えていたネガティブな感情が出てくることがあるかも知れません。
スポーツに置き換えて言えば、
「あの時なんであんなミスしたんだろー」
とか、
「なんで私だけ怒られたんだ!」
とかね。
それ、出てきたら感じ切ってみる。
イライラ、モヤモヤ、苦しいかも知れないけど、
起きたことに対して目を向けるんじゃなくて、
自分がどう感じていたのかに目を向ける。
すると、本当の気持ちが見えてきます。
「あー私、辛かったんだな〜」
「俺、怒られてムカついたけど本当は悲しかったんだなー、、」
とか。
そしたらそれを、無視したり無理やりポジティブに変換したりしようとせずに受け止める。
思考を眺めてみる。
それって自分を客観視することに繋がります。
自分を客観視できるようになると、パフォーマンスにも安定性が増してくると思います。
アスリートに限らず、普段、行動も思考もせかせかしがちな人ほど、
「何もしない」
って結構大変なんだけど、
これってすごくいいメンタルトレーニングになると思います。
あと、体と会話する力も身に付けられる。
ボールの位置を少しずつずらしていくことで、
自分の痛いポイントがわかってくる。
痛いからと言ってぐりぐりするんじゃなくて、ただあてて深呼吸しているだけで大丈夫です。
そうやってじんわり感じることで、体の感覚を感じることができるから。
体と会話することも、アスリートにとっては大切な力だと思います。
ステージが上がれば上がるほど、力技や根性や感覚だけでは押し切れなくなるし、
自分の心や体の声を無視して追い込むよりも、
しっかりと自分と会話して理解して丁寧に大切に扱う力が必要になってくると思います。
心と体はつながっているので、
体をほぐすことで心もほぐれるし、
心がほぐれるとまた体もほぐれて、
相乗効果を生み出しますよ〜^^
常に何かしていなくても、考えていなくても、ガッチガチに頑張り過ぎなくても大丈夫♫
↑って思うの抵抗ある人もいるかも知れないけど(私がそうだったんだけどw)、
「常に自分を追い立ててないと・・・!」って無意識に心が休まらないのは、自分を信頼していないから。
でも、がむしゃらに心と体を酷使するよりも自分のことを知っていく方が、
パフォーマンス向上にも効果的だし、引退後の人生を生きていく上でもプラスになると思います^^
読んでいただき、ありがとうございました☆