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一人一人のストーリー、バックグラウンド☆

こんばんは(^O^)

今日東京は大雪になると予報が出ていてかなり警戒していたのですが、多摩地区ではそんなに降りませんでした!

去年の方が降ったな〜。良かったです。

 

 

今日は「役割」について。

 

どのチームでも、その年、そのシーズンでのチーム状況があると思うのですが、

それによって一人一人の選手に求められる役割が変わることもあると思います。

 

わかりやすい例で言えばポジションの変更。

 

私は今は指導者という立場にいますが、つい2年前までは選手という立場にいました。

だから感じることなのかもしれませんが、これについて指導者側から選手に十分な説明がされないでいると、誤解を生んで選手を必要以上に傷付けたり落ち込ませたりして、それが選手のモチベーションの低下や競技力の低迷(スランプやプラトー)に繋がる可能性があるな〜と感じています。

 

指導者側からすると、前述したように単に「チーム状況がこうだから今はここをやってもらいたい」とか、「あなたの可能性を感じたから、別のポジションをやってみて欲しい」、「あなたがこのポジションをやることがチームのプラスになる」などポジティブな理由であって、決して「その選手がそのポジションで役不足だから」というネガティブな理由ではないことも当たり前のようにあると思うんですね。

でもそれが「当たり前」なのって、指導者側の価値観であって、選手側からするとそう捉えられないこともあると思うんです。

選手には選手のストーリーがあって、これまでずっとそのポジションをチームで背負ってきたかもしれない。ポリシーやプライドを持って極めてきたかもしれない。これまでの努力、乗り越えてきた壁、特別な思いなど、バックグラウンドが誰にでもあると思うんです。

その思いを指導者はしっかり汲むべきで、それは指導者側の「役割」なんじゃないかなと私は思います。

 

チーム状況が理由で違うポジションをお願いしたいなら、理由をしっかり説明する。無理には押し付けず、それに対する選手の意見や思いをしっかり聞く。

プラスの理由でもちゃんと伝える。

もし現実的にそのポジションでは役不足なのであっても、足りないところを明確に伝える。聞かれた時はちゃんと向き合う。

 

指導者がそれをしようとしないまま選手をコントロールしようとするのは、選手を駒として扱っていることになるんじゃないかな。

「上のいうことは絶対」、「立場が下の者の意見は受け付けられない」は、もう無くしていかなきゃいけない、というか無くしていきたいと私は思います。

 

スポーツの現場においてだけじゃないと思います。

立場や年齢、性別に優劣はない。

どんな立場でも、大人でも、子どもでも、赤ちゃんでも、男でも、女でも、心と体の性別が違っても、

価値観や固定観念の色眼鏡をかけた目で見るんじゃなくて、決めつけるんじゃなくて、

相手を「一人の人間」として、「自分の目」で見る。

例えば「まだ子どもだから」と、意見を聞かないのはもちろん、逆に過剰に心配するのも相手に失礼だと思います。

 

これはノルウェー留学ですごく大きな学びになりました。

 

 

人と向き合うことは自分と向き合うこと。

自分を責めて、周りにどう思われているかを気にして、人と壁を作って、自分の殻に閉じこもって逃げるのは簡単だと思います。

どんな時でも信じる勇気を持つ。自分らしくいる勇気を持つ。自分から心を開く勇気を持つ。

本当は、そこに勇気なんかいらないんだと思う。勇気が必要なことが、おかしいんだと思う。

 

現象や人がどうこうじゃなくて、そこから「自分が何を学ぶか?」にフォーカスする。

 

そういう人間でありたいなと思います(^^)

 

 

 

読んでいただきありがとうございました♪

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